President
日本原生生物学会
会長 沼田 治

・学会長挨拶

 平成27年に東京の国立感染症研究所で開かれた原生生物学会第48回大会で,私は会長に指名されました. 本学会は1967年に故阿部徹先生と故猪木正三先生のお二人が中心になって,日本原生動物学会として発足しました. その趣意書には「広く原生生物の有する特殊性と一般性を明らかにすることを目的とし,原生生物に関心を持ち,あるいはこれを素材として扱われる方々の共同討議の場として」設立するとあります.
 私は上記趣意書の理念を尊重して,原生生物学の研究と教育の推進するため,在任中に達成すべき目標として次の4点を挙げさせていただきます. まず,第一番目は原生生物に関心を持ち研究する人々の研究発表と情報交換の場である年大会の充実です. 具体的には学会の枠を超えて原生生物に関連するシンポジウムを企画し,活発な異分野交流を図ります. 第二番目は学会員のみならず原生生物学を研究する全ての人達の研究成果発表の場である学会誌の充実です. J-STAGEによる学会誌の電子ジャーナル化を契機として,オリジナル論文の充実と国内外の専門家によるReview執筆によって,存在感の大きな雑誌にします. 第三番目は原生生物学を研究する若手研究者の援助です.若手研究者のパワーを学会活性化の原動力とするために若手研究者の支援をさらに充実します. そして,第四番目は海外の原生生物学研究者との研究交流の推進です. 第48回大会で開催された日韓合同シンポジウムは大成功でした.これを機会に日韓の原生生物学者の交流を盛んにします.
 私は4つの目標達成のtarget yearとして,学会創立50周年の2017年を考えています. これからの2年間で,これらの目標達成に向かって着実に地歩を固めていきたいと思います. 会員の皆様には,何卒ご協力のほど宜しくお願い申し上げます.
 
会長 沼田 治


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